代謝異常/活性酸素

体の中に存在するコレステロールは過剰になれば外部に排出され、利用する量が増えると合成されています。 これは恒常性と言われる仕組みによってコントロールされているもので、常に一定量維持されています。 このことは食物からの摂取のみに頼っているということではないことを意味します。 一般に、卵などはこの成分の含有量が多いため、かつてその過剰摂取が問題視されていました。 しかし、日本が行った調査では、食べても食べなくても血中の値にほとんど変化が認められなかったそうです。 また、アメリカでも高コレステロール食による調査が行われましたが、こちらもその濃度が上昇することは なかったとのことです。

ところで、血中のコレステロール値の異常は即ち代謝異常によって引き起こされています。 脂質のすべては代謝の仕組みによってコントロールされていますが、この仕組みに異常が発生すると、 高脂血症といった疾患を引き起こします。 脂質にはコレステロールや中性脂肪などがありますが、これらを代謝するにはミネラルであるマンガンやマグネシウム、 そしてビタミンB群といった栄養素が必要です。 更に胆汁を作り出すためには、コレステロールが必要であり、この変換を肝臓で行う際には、ビタミンCが欠かせません。

細胞の膜にはコレステロールをLDLから取り入れるための仕掛けがありますが、血中でLDLが活性酸素によって 損傷を受けると、この仕掛けがうまく作用せず、結果として受け取り不能になります。 そうなると、LDLに結合しているコレステロールが漏出し、その全てが活性酸素によって過酸化脂質へと変換されて しまいます。












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