メタボリックシンドロームと基準

現在の言うところのメタボ基準に関して言うと、実は危険性の高い人が正常とされてしまう場合が多いのではないかと 懸念されています。 例えば、日本人は腹囲やBMIにのみ目が行く傾向があって、これらの基準値が正常であれば、血糖値が正常でなくても、 メタボ健診ですんなりパスしてしまう可能性を孕んでいます。 これは糖尿病患者を対象にして調べたところ、実際にはどう考えてもメタボであるのに、メタボ基準には 該当しなかったとする報告が多数あるからです。

一般に、内臓脂肪が溜まって、糖質や脂質の代謝異常、高血圧などの複数の要因がからんで、あらゆる生活習慣病の 発症率が上昇した状態を、いわゆるメタボリックシンドロームと呼んでいます。 また、代謝のことを英語でメタボリックと言い、これは摂取した食物が体内できちんと作用するために変形 していくことを意味します。 しかしこの過程のどこかで障害が発生すると、摂取した食物が正常に作用しなくなります。 すなわち代謝異常を招くということです。

一般に、メタボと言えば肥満をイメージする方が多いと思われますが、メタボとは代謝異常を指しています。 従って、もともと生活習慣病を招く危険因子である糖尿病や心疾患などに限らず、 健康上の問題を孕んだその多くがメタボと言うことができます。 また、代謝異常を引き起こす最も大きな要因はビタミンやミネラルといった栄養素の不足だと言われています。 これは代謝の過程を支配する酵素がきちんと作用するにはこれらの栄養素を欠かすことができないためです。












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