昔の日本国内にはあまり鬱病の人はいなかったのですが、現在ではとても多くなっています。 これは経済的な不利益にもつながることで、休職する人や退職者の中にはこういった鬱に関わる人が残念なことに 多いのも事実です。 これは何も成人した人にだけ言えることではなく、子供の間でも注目されています。
原因の一つとしてオメガ3不足が考えられますが、これは魚介類さえ食べていれば問題ないということではありません。 というのは、この成分は天然でしかも青背魚(あおせざかな)に多く含有されているためであって、 日本人の一人当たりの魚介類の摂取量を調べた統計では当てはまりません。 そのため、過去と現在の摂取量の統計にあまり変化が見られなくても、実際にはオメガ3の摂取量は少なくなって いるものと言えます。
ただ、ここでもう一つ問題になるのは植物油の利用頻度の多さです。 かつての日本ではその消費量も少なかったのですが、近年では過去の数倍に及んでいます。 この植物油にはオメガ3がほとんど含まれてないのに対して、オメガ6は非常に多くなっています。 このことは前者の摂取量が減少して後者の摂取量が増加していることを意味します。 こうなると脳内の神経細胞では、柔軟性に優れたオメガ3がほとんど存在しないことから、オメガ6の方を細胞膜の 原料として使うことになります。 つまり、柔軟性に劣るオメガ6を利用することで、神経伝達物質であるセロトニンがスムーズに細胞内から細胞外へ 移動することができなくなって、うつの人が増えてしまったとする考え方があります。