食育

簡単に言えば、生存していくための基礎的な知識を指すもので、食育基本法にて定義されています。 これは2005年以降に意味づけたものであり、もともとは石塚左玄によって生まれた言葉だそうです。 かつては蛋白質や炭水化物、脂肪のみに重点が置かれていたため、此れを批判し、ミネラルなどの重要性を薦め、 バランスのとれた食事から子供の健全な成長が育まれるものと指摘したようです。 食育・基本法は世界でも見ることのない法律ではあるものの、豊かな人間性と健康な体を養うことを目標に制定へ至り、、 これを一生かけて継続させることを目的に考えられたのが食育となります。

食べる欲求のメカニズム:食育 摂食中枢と満腹中枢は人間の脳の視床下部に存在します。 血糖値は血液内に認めるブドウ糖の濃度を数値に変えたもので、この値は物を取り込むことで上昇を認めます。 時間と共に血糖値も下がっていきますが、その際空腹時血糖値に及ぶと摂食中枢が刺激を受け、空腹感が生じます。 反対に空腹時血糖値のおよそ二倍程度の値になると今度は満腹中枢が影響を受け、満腹感が発生します。 一方、食欲の有無は胃の壁が伸びたり縮んだりという動作でも生じます。 食育を学ぶ上でこういったメカニズムを知ることも重要です。 つまり、胃壁の伸長率によって副交感神経が影響を受け、例えば胃壁が縮んで小さくなるとそれが刺激となって 摂食中枢が反応し、食事への欲求を沸かせます。 此れに対して胃壁が大きくなると満腹中枢が刺激を受け、食欲は喪失します。 日頃意識しない現象ではあるものの、これも食育の観点から大切です。 また上記はいずれも生理的な作用によって生じる食欲であり、これが感覚的に生まれることもある。 こちらは統合された過去の記憶から生じるもので、脳の扁桃体にて処理がおこなわれています。 食べた食物は臭いをかぐ鼻や摂取する口、見た目を判断する目などによって情報として処理されます。 その際、これらの器官を媒体にし、感覚野を持つ大脳皮質に伝達し、統合されることになる。 食育のページではあるものの、此れが体験となって、今後の「まずい」と「うまい」の判断を下す情報となります。 ここで「まずい」との判断を下した場合、満腹中枢が刺激を受け、「うまい」と判断を下したものは 摂食中枢へ伝わることに。 尚、適切な食生活をおこなえるよう人の知識を育てることが食育となります。 石塚左玄 いしづか・さげんと呼ぶ。 食養会を設立させた人物で、食育の考案者であり、その理論を広めるために様々な行動をとった人物である。 当時はきちんと打ち立てられた栄養学が存在しておらず、石塚左玄がそこに目をつけて食育の指導をおこない、 様々な病気に食育で対応したようである。 また、体に起こる疾病は食から生じると考えた。 特にカリウムとナトリウムへ重点を置き、カリウムの少ない白米より玄米を薦めた。 彼の訴えた食育は小さい頃にカリウムを多めに、成人へ進むにつれナトリウムを増加させるものだった。 カリウムで耐えることを学び、身体を育み知性を得るとし、ナトリウムで力と才能を養うという食育である。

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