リバウンド 初めに設定した目標までは終了しても、数ヶ月後には、だんだん体重が減少しにくくなるものです。 こういった時期は多少混乱を招きますが、これは、人間の体が脂肪の減少に危機感を感じ、余分なエネルギーを 消費しないよう安静時代謝を低下させ、体の防衛機能が働くからです。 安静時代謝とは、何もせず呼吸だけをしている状態で消費されるカロリー量であって、睡眠時なども該当します。 体の防衛機能が、減量に抵抗するため、なかなか体重が減らなくなっていきます。 これは、原始時代の人間が狩猟生活をしていた際の名残で、当時の人間は現代のように容易に食物にありつけなかった ことに由来しています。いつくるか分からない飢餓状態に適応しようとし、脂肪の蓄積と同時に余分なエネルギーを 消費しないように努めます。これは体重に関係なく起こる現象です。 そのため、減量中の摂取カロリーが定常であると、体が認識するまでは、減量を目標とするより、現状維持の方が 大切になってきます。一方、こういった状況になると、食生活が、減量を始める前の状況に戻りやすい傾向に あります。仮にそのようなことをすると、体はせっせと脂肪を蓄積し、前にも増して体重が増えて行くことに なります。これをリバウンドと言いますが、よくダイエットで太ったり痩せたりを繰り返している人に当てはまる 現象です。従って、目標体重まで減量に成功した人は、六ヶ月以上、その体重を維持すことが最終目標となります。 もちろん、目標体重が遠いケースでは、これを繰り返し徐々に体重を減らしていくことが薦められています。