広島菜(葉・生)


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広島菜/ひろしまな・葉・生

「広島菜/ ひろしまな・葉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1%含有し、20k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(106.67%:160μg)、次はモリブデン(60%:15μg)、そして、葉酸(50%:120μg)、ビタミンC(49%:49mg)、カルシウム(30.77%:200mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆17%
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広島菜


広島菜(ひろしまな)はかつて、安芸菜、京菜、平茎菜とも呼ばれていました。結球しない性質があり、植物としては、はくさいの一種です。ただ、野菜としてはツケナの一種として利用されます。もともと十七世紀初頭に、京都から広島へ渡ってきた菜類から広島菜が生まれたと言われ、それに由来して京菜と呼ばれることもあります。アブラナ科アブラナ属に分類され、品種としては一応、立性早生タイプと開張性晩生タイプが存在しますが、取り立てて品種といわれるほどのものではありません。葉の色は緑色から濃緑色をしており、幅も広く、葉脈は鮮明に現れているため、多品種との区別は容易になっています。肉質は、硬くなっていますが、特有の芳香と共に歯切れのよいものとなっています。旬は、十一月から一月にかけてで、晩秋から初冬において栽培され、通常、他の不結球菜類と同じく、晩夏から初冬にかけて播かれます。利用法は、煮物、漬物、炒め物といったもので、産地は広島県となります。風味はピリッとしていて、柔らかく、繊維もあまり含まれていません。尚、広島菜の風味とその歯ざわり感から、その漬物は日本でも有数のものとして賞味されています。
別名:ひらぐきな、ひらぐき廃棄部位:株元