寒天/かんてん 一本およそ7.5グラム前後の角寒天などをゼリー状に煮溶かしたものが寒天(かんてん)となりますが、 厳密には、てんぐさやおごりといった海藻を煮て、その「ろ過液」を箱に入れて固めて凍結及び解凍を繰り返して、 乾燥させたものが寒天となります。乾燥させた寒天では、粉寒天や糸寒天も同じく乾燥させたものとなります。 反対に乾燥させないものが、ところ天となります。 古くは、江戸時代初期に遡り、当時の寒い時期に戸外へ余ったところてんを出した際、 たまたま自然に凍り付いて偶然にも寒天ができたというのが、始まりです。 寒天には、水に溶ける食物繊維が豊富で、コレステロールなどの有害物質を体外へ排泄 し、動脈硬化などの予防に役立つとされています。 また、似たような食品でゼラチンがありますが、ゼラチンはコラーゲンから出来ていて動物性の 食品です。反対に、寒天は植物性の食品になります。 ところてんは、正倉院の記録に残っており、およそ奈良時代から食用にされていたと考えられています。 ところてんの材料には、天草(てんぐさ)やおごのりが使われ、てんぐさはマクサとも呼ばれます。 天草の主産地は、房総半島や伊豆半島、伊豆七島、紀伊半島といった太平洋側や 隠岐諸島や能登半島といった日本海側になり、温海性の海藻となります。 暗紅色をしていて、体の枝は細く、細かく分岐し、深さ数十センチ程度の干潮線下から岩上にて 生息しています。
| 寒天(100g中) -かんてん・カンテン- | |||
| 熱量(カロリー) | 3kcal | ||
| タンパク質 | 微量 | ビタミンD | 0μg |
| 脂質 | 微量 | ビタミンE | 0mg |
| 炭水化物 | 1.5g | ビタミンK | 0μg |
| βカロテン | 0μg | 亜鉛 | 微量 |
| レチノール | 0μg | カリウム | 1mg |
| ビタミンB1 | 微量 | カルシウム | 10mg |
| ビタミンB2 | 0mg | 鉄 | 0.2mg |
| ナイアシン | 0mg | 銅 | 微量 |
| パントテン酸 | 0mg | マグネシウム | 2mg |
| ビタミンB6 | 0mg | マンガン | 0.04mg |
| 葉酸 | 0μg | リン | 1mg |
| ビタミンB12 | 0μg | 食物繊維 | 1.5g |
| ビタミンC | 0mg | コレステロール | 0mg |