馬肉/ばにく 桜肉とも言われる馬肉(ばにく)は、桜が咲く時期に美味しくなることから 別名を持ちます。また馬の習性から「蹴飛ばし」と呼ばれることもあります。 馬肉は、グリコーゲンを豊富に含有しているため甘味を持ち、その色は暗赤色で、 これはミオグロビンと言われる肉色素のためです。 若い馬肉の方が色は薄く、更に暗赤色をしている肉は、空気に触れることで青く見えるため、 他の肉との分別がしやすいとされます。 脂肪は少なく黄色みをしていて、溶ける温度は低く柔らかくなっています。 日本では北海道が主産地となり、それぞれの地方に運搬されています。 ロースやモモ、ヒレなどが精肉として用いられ、余った分は加工品として利用されています。 また、筋繊維は固く粗いものとなりますが、飼育に気をつけると霜降りが入るとも言われています。 かつて馬を農耕用に利用した後、その馬を食用にして長野県や熊本県といった地域の郷土料理に 使われていた経緯もあります。現在、市場に多いとされる馬肉はアメリカ及びカナダからの輸入物で、 馬刺しなどの生食用やすき焼き、しゃぶしゃぶといった料理に用いられています。 需要が伸びているせいもあって、初めから食肉用として二歳から四歳まで飼育するケースも 増えていると言われています。
| 馬肉(100g中) -ばにく・バニク- | |||
| 熱量(カロリー) | 110kcal | ||
| タンパク質 | 20.1g | ビタミンD | - |
| 脂質 | 2.5g | ビタミンE | 0.9mg |
| 炭水化物 | 0.3g | ビタミンK | 2μg |
| βカロテン | 微量 | 亜鉛 | 2.8mg |
| レチノール | 9μg | カリウム | 300mg |
| ビタミンB1 | 0.1mg | カルシウム | 11mg |
| ビタミンB2 | 0.24mg | 鉄 | 4.3mg |
| ナイアシン | 5.8mg | 銅 | 0.11mg |
| パントテン酸 | 1.01mg | マグネシウム | 18mg |
| ビタミンB6 | 0.02mg | マンガン | - |
| 葉酸 | 4μg | リン | 170mg |
| ビタミンB12 | 7.1μg | 食物繊維 | 0g |
| ビタミンC | 1mg | コレステロール | 65mg |