馬肉/バニク(うま・赤肉・生)


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  • 成分合計
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バニク/うま・赤肉・生

「バニク/ うま・赤肉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、5.5%含有し、110k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(295.83%:7.1μg)、次はナイアシン(81.67%:9.8mg)、そして、セレン(68%:17μg)、(40.95%:4.3mg)、蛋白質(40.2%:20.1g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆11%
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馬肉/馬肉/バニク


桜肉とも言われる馬肉は、桜が咲く時期に美味しくなることから別名を持ちます。また馬の習性から「蹴飛ばし」と呼ばれることもあります。馬肉は、グリコーゲンを豊富に含有しているため甘味を持ち、その色は暗赤色で、これはミオグロビンと言われる肉色素のためです。若い馬肉の方が色は薄く、更に暗赤色をしている肉は、空気に触れることで青く見えるため、他の肉との分別がしやすいとされます。脂肪は少なく黄色みをしていて、溶ける温度は低く柔らかくなっています。日本では北海道が主産地となり、それぞれの地方に運搬されています。ロースやモモ、ヒレなどが精肉として用いられ、余った分は加工品として利用されています。また、筋繊維は固く粗いものとなりますが、飼育に気をつけると霜降りが入るとも言われています。かつて馬を農耕用に利用した後、その馬を食用にして長野県や熊本県といった地域の郷土料理に使われていた経緯もあります。現在、市場に多いとされるバニクはアメリカ及びカナダからの輸入物で、馬刺しなどの生食用やすき焼き、しゃぶしゃぶといった料理に用いられています。需要が伸びているせいもあって、初めから食肉用として二歳から四歳まで飼育するケースも増えていると言われています。
別名:さくら肉皮下脂肪及び筋間脂肪を除いたもの