鰯/いわし イワシは魚の中で最も多いとされる資源量を有しています。温帯域に生息するマイワシ、熱帯域に生息する カタクチイワシなどがあり、その生産量は非常に高くなります。 餌は海水表面層にて大量に浮遊している動物プランクトンで、餌が多い分、イワシも多くなります。 マイワシやカタクチイワシは、その大きさの程度で大羽、中羽、小羽といった区分が設けられており、 大きいマイワシでは二十数センチに及ぶものもあります。 マイワシは、日本の各地域の沿岸をはじめ、東シナ海や樺太といった地域に分布しています。 鯖やスケトウダラと同じく大量に漁獲される魚で、特にイワシ類で漁獲される魚は、このマイワシが大半を 占めています。 カタクチイワシは全長凡そ十五センチほどで、日本の各地域の沿岸をはじめ、中国や朝鮮といった地域に 分布しています。また、上顎の方が下あごより前に突き出た形状となっています。 栄養面では、イコサペンタエン(IPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)と言われる不飽和脂肪酸が多く含まれています。 これらは、良質の脂質であって、血中コレステロールを低下させたり、 血液をサラサラにして血栓や梗塞を予防すると考えられています。 更に、ドコサヘキサエン酸(DHA)は、学習機能を高める作用があると言われていて、 痴呆症などの予防に期待が寄せられています。 その他、いわしには、チロシンと呼ばれる神経伝達物質の材料や核酸と称する老化を遅らせると言われる成分、 コレステロールや血圧を低下させると考えられているタウリンなどが含まれています。
| 真鰯・真鰮(100g中) -まいわし・マイワシ- | |||
| 熱量(カロリー) | 217kcal | ||
| タンパク質 | 19.8g | ビタミンD | 10μg |
| 脂質 | 13.9g | ビタミンE | 0.7mg |
| 炭水化物 | 0.7g | ビタミンK | 微量 |
| βカロテン | 微量 | 亜鉛 | 1.1mg |
| レチノール | 40μg | カリウム | 120mg |
| ビタミンB1 | 0.03mg | カルシウム | 70mg |
| ビタミンB2 | 0.36mg | 鉄 | 1.8mg |
| ナイアシン | 8.2mg | 銅 | 0.14mg |
| パントテン酸 | 1.17mg | マグネシウム | 34mg |
| ビタミンB6 | 0.44mg | マンガン | 0.05mg |
| 葉酸 | 11mg | リン | 230mg |
| ビタミンB12 | 9.5mg | 食物繊維 | 0g |
| ビタミンC | 微量 | コレステロール | 65mg |