ムツ 鋭くなった歯を持ち、吻と目は大きくなっているのが特徴です。形状は紡錘形で、体色は全体として 金紫褐色をしています。 また、口の中は青黒色になっており、腹部は淡い紫黒色をしています。 背部は、紫黒色をしており、水深数百メートルの岩礁周辺に生息しています。 ムツの名称は、四国の方言に由来しているもので、脂っこいを意味します。 漁獲の際は、定置網(ていちあみ)や底曳網(そこびきあみ)、そして釣りなどによって行われています。 旬は十二月から二月にかけてで、特に脂の乗った冬のムツを寒ムツと呼んでいます。 成長すると体は凡そ一メートル以上に及び、十月から三月にかけてが産卵期となります。 「むつこ」はムツの卵のことで、ムツの身よりも人気が有ります。 白身魚であるムツは冬が食べごろになり、調理では、刺身をはじめ、煮魚、焼き魚、酢の物、鍋物、ちり鍋、塩焼き、 粕漬け、味噌漬けなどに利用されています。 卵巣のむつこは、椀物や煮付けに利用され、また精巣も煮付けや鍋物などに使われています。 ムツ科に分類されるムツは、北海道より南側に分布していますが、若幼魚は、沿岸の浅瀬において漁獲されています。 また、この若幼魚のことを小ムツと言います。 その他、地方によってはムツのことを、ムツゴロウ、ロクノウオ、オキムツなどと呼ばれることもあります。
| ムツ(100g中) -むつ- | |||
| 熱量(カロリー) | 189kcal | ||
| タンパク質 | 16.7g | ビタミンD | 4μg |
| 脂質 | 12.6g | ビタミンE | 0.9mg |
| 炭水化物 | 微量 | ビタミンK | 0μg |
| βカロテン | 0μg | 亜鉛 | 0.4mg |
| レチノール | 8μg | カリウム | 390mg |
| ビタミンB1 | 0.03mg | カルシウム | 25mg |
| ビタミンB2 | 0.16mg | 鉄 | 0.5mg |
| ナイアシン | 2.4mg | 銅 | 0.03mg |
| パントテン酸 | 0.31mg | マグネシウム | 20mg |
| ビタミンB6 | 0.1mg | マンガン | 0.01mg |
| 葉酸 | 6μg | リン | 180mg |
| ビタミンB12 | 1.9μg | 食物繊維 | 0g |
| ビタミンC | 微量 | コレステロール | 59mg |