糸縒鯛/糸撚鯛/いとよりだい 色や見た目が綺麗なことから、昔から関西において目出度い席などの料理に出されてきた経緯があります。 主に鯛の代用として用いられるケースが多く、味も品質も鯛に劣らないものとなっています。 調理では、ちり鍋、塩焼き、吸い物、刺身、またグラタンやブイヤベース、バター焼きといった洋食にも適しています。 生息域は、台湾や本州中部より南側としていて、砂泥底を好んで住処としています。 上葉(じょうよう)と言われる糸状のものが尾びれから伸びているのが特徴で、鮮明な黄色をしています。 また、赤色点が、えら蓋上部の付け根部分にあり、黄色い縦縞が体側に数本あります。 泳ぐとこの縦縞が捩れて、よれて見えるところから、イトヨリダイと呼ばれるようになったという説や 尾びれから糸状にのびたものが、糸の様によれるように見えるところからきたという説があります。 成長すると凡そ30センチ程度にまでなり、体色は赤色をしています。 水深十数メートルの砂泥底に生息していて、漁獲は、底引き網(そこびきあみ)、延縄(はえなわ)といった方法で 行われます。 地域によっては、イトヒキやアカナと呼ばれることもあります。 冬から初春にかけてが旬となっていて、関西では注目される魚の一つになっています。
| 糸縒鯛・糸撚鯛(100g中) -いとよりだい・イトヨリダイ- | |||
| 熱量(カロリー) | 93kcal | ||
| タンパク質 | 18.1g | ビタミンD | 11μg |
| 脂質 | 1.7g | ビタミンE | 0.6mg |
| 炭水化物 | 0.1g | ビタミンK | 微量 |
| βカロテン | 0μg | 亜鉛 | 0.4mg |
| レチノール | 28μg | カリウム | 390mg |
| ビタミンB1 | 0.04mg | カルシウム | 46mg |
| ビタミンB2 | 0.08mg | 鉄 | 0.5mg |
| ナイアシン | 2.3mg | 銅 | 0.05mg |
| パントテン酸 | 0.5mg | マグネシウム | 26mg |
| ビタミンB6 | 0.27mg | マンガン | 0.02mg |
| 葉酸 | 5μg | リン | 200mg |
| ビタミンB12 | 3μg | 食物繊維 | 0g |
| ビタミンC | 2mg | コレステロール | 70mg |