鮟鱇/あんこう/アンコウ 成長すると一メートル程度に達しますが、漁獲されているものはそれより小さめになっています。 浮遊性の卵の塊を、春に浅所へ産卵します。 漁獲は、刺し網や底引き網で行われ、調理ではあん肝や鮟鱇鍋(あんこうなべ)が代表的です。 生息域は温帯となるインド洋や太平洋で、その海底になります。 水戸のアンコウや常陸物などと呼ばれているアンコウは、茨城県の沖にて漁獲されているものです。 日本の分布域は、この茨城県沖で、値段も高めになっています。 黄鮟鱇(きあんこう)はクツ鮟鱇と見た目は良く似ていますが、口の中にある白色点で見分けることができます。 キアンコウは、口の中が一律に暗色であるのに対して、本種(くつあんこう)のそれは暗色となった部分に白色点が 見えます。市場で多く出回っているのは、この黄鮟鱇で、そのほとんどが食べられるようになっています。 食味は淡白で、肉質は柔らかくなっています。 あんきもと呼ばれる肝は、濃厚な味になっていて、珍味として珍重され、別名では和製フォアグラと呼ばれるほどです。 鮟鱇鍋では、鍋の具として肝を茹でるしょうゆ味と生の肝を直接汁に混入させるみそ味があります。 またこういった鮟鱇鍋の他、から揚げなどにも利用されています。 尚、どぶ汁は茨城県において知られる郷土料理で、あんこうから出てくる水分のみを用いて鍋物にした料理です。
| 鮟鱇(100g中) -あんこう・アンコウ・クツアンコウ・黄鮟鱇・キアンコウ- | |||
| 熱量(カロリー) | 58kcal | ||
| タンパク質 | 13g | ビタミンD | 1μg |
| 脂質 | 0.2g | ビタミンE | 0.7mg |
| 炭水化物 | 0.3g | ビタミンK | 0μg |
| βカロテン | 0μg | 亜鉛 | 0.6mg |
| レチノール | 13μg | カリウム | 210mg |
| ビタミンB1 | 0.04mg | カルシウム | 8mg |
| ビタミンB2 | 0.16mg | 鉄 | 0.2mg |
| ナイアシン | 1.7mg | 銅 | 0.04mg |
| パントテン酸 | 0.21mg | マグネシウム | 19mg |
| ビタミンB6 | 0.11mg | マンガン | 微量 |
| 葉酸 | 5μg | リン | 140mg |
| ビタミンB12 | 1.2μg | 食物繊維 | 0g |
| ビタミンC | 1mg | コレステロール | 78mg |